無事(?)、仕事も納まった2016年も暮れ、12月29日。
今年最後のレースというか記録会である、MxKディスタンスチャレンジの10000mに参戦してまいりました。
先週土曜日には20kmのペース走、そして翌日曜日には1000mのインターバルを行い、そこからはジョグしかしていないもののいささか疲労の残る中での記録会で、考えてみれば記録なんて期待できるべくもない状態ではあったのですが、申込時には特になんの根拠もなく予定タイムを
“34’50””
などと記入してしまったため、自分でもなんとなくそのタイムを狙えるのではないかと思い込んでしまっておりました。
でもさすがに先日のインターバルで3分30秒弱で3本、これはちょっとあまり調子良くないだろうと目標を下方修正、それでも35分台で行けるかなあなんて、これまた根拠がどこにもない設定を勝手に設けておりました。
そんな妄想と現実が錯綜する中で迎える当日。
なんの根拠もないままに会場入りしたものだから、会場についた途端にいろんな不安にかられます。
そんな中とりあえず4kmほどジョグして身体をほぐします。
シンプルな記録会なのだと思っていたら、司会はまさかの川内優輝選手のものまね芸人M高史さん。
なんだかとてもカジュアルな雰囲気でなごみます。
「川内選手のような粘りの走りを期待します!」って発破をかけられます。
そんなこんなでいよいよスタート。
出走は50人弱?結構な大所帯でのスタートです。
入りの1000mは3分27秒。35分を狙うなら想定通り。
でも、ちょっとこのペース、無理だってこの時点で感じます。
今日は3分30ペースなんかじゃ周れない。
この記録会、ペースメーカーがついてくださっていたのですが、ペースメーカーは32分30秒、35分、37分となっていて、35分のペースメーカーについていけないとなると、次は37分。
35分からこぼれると、ぽっかり空いてしまうのです。
1000mで35分のペースメーカーから離れた人、僕しかいなかったので、そこから一人旅。
2000mまでのラップは3’32”、 3000mまでが3’42”。
順当にペースが落ちていきます。
40秒をオーバーするのはさすがにまずいなあとは思いつつ、足はまったく動かない。
しかも一人旅なものだから、ペースに動きもつけられない。
「このままでいいや」的な甘えたペースで淡々と、そして遅々とラップを刻んてしまいます。
そのあとの4000,5000,6000mがそれぞれ3’44”、3’46”、3’47”。
こうなると前回79分台で走った府中多摩川ハーフと大した違いのないペース。
なんと情けない・・・・と思っていたところで、ついに37分のペースメーカーと集団に追いつかれます。
さすがにここで遅れるわけにはいかないと、大勢を立て直す。
ピッチをペースメーカーの人に合わせて、スピードを回復させます。
前の3000mを楽したからっていうのもあるのでしょうか、7000mまでが3’44”、8000mまでが3’41”と比較的楽にペースをあげられます。
そして9000mまでを3’42”で走って、ラスト1000m。
ちょうどこの時点で35分の集団に一周遅れにされます。
一周遅れということは大体ビハインド80秒。この人達から離されたら36分台すら危うい。
そんなわけでラストスパートの体制に入った先行の人たちに必死にくらいつきます。
ラスト400mは今年一番全力ではしったのではないでしょうか。
耳が遠くなるほど追い込んでゴール。
手元で39分39秒。正式で39分40秒。
いやいや、きつかった。
冷静に考えればこのタイムだっていまの自分の実力からして十分なのだろうけど、そして前提の目標は全然根拠がなかったのだけれども、やっぱり35分台に収められなかったのはくやしかったです。
が、まあこれがいまの実力なのでしょう。じゃあこれ以上でたのか?って問われたら、微妙なところだと思うし。
それに走っている最中にいろんな課題も見つかったし、今日はこれでよしとしようとダウンして帰路へ。
帰りにおいしいビール屋さんに立ち寄り、そして近所のスーパーでここしばらく我慢していた超絶生クリームなスイーツを購入。
仕事納めは昨日だったけど、僕は今日のこの記録会で、「ああ、一年終わったなあ」っていう気分になりました。
2016/12/29 10000m
3’27”-3’32”-3’42”-3’44”-3’46”-3’47”-3’44”-3’41”-3’42”-3’29”
TOTAL 36’39”