寒さの底をひた走る。15kmJog

火曜日夜練からの翌日朝。
夜に追い込んだ練習をすると、神経の高ぶりのせいかあるいは極度の疲労のせいか眠りがとても浅い。
23時過ぎに就寝し、途中何度も目が覚めながら、最終的に5時に起きることにする。

昼間突然眠くなって辛いんだろうなーって思いながら5時10分過ぎに出走。
いつもよりも時間はあるので、疲れをとるべくキロ6分近いペースでゆっくりと走り出す。
ただ、思ったよりも疲労はない。というよりも、まだ脳からアドレナリンが去りきっていないような感じ。
要は昨日の練習状態からまだ覚めていないので、疲れを感じていないような様子。
きっと明日の朝の方が疲れはひどいかもしれません。

とにもかくにも、足の状態よりもなによりも、今日の敵は寒さ。
昨日の夜も大概冷えていたけれども、そこからさらに気温が下がっていったものだから、とんでもなく寒い。
ぶあつめのロングTシャツに腹巻き、その上にウインドブレーカーを着て、頭にはイヤーウォーマーと完全装備で出走したにも関わらず、やむなく露出している部分が容赦なく冷気の餌食に。
感覚としては、口から吸った冷気がそのまま直腸を通り抜けお尻の穴から抜け出ていき、体の芯から冷えていくようなイメージ。
ペースを上げても寒い。やや荒い呼吸それ自体が痛いようなそんな感じ。

コース上の温度表示板を見ると、氷点下5度。
東京にしては、年に2日あるかないかっていうくらいの寒さ。
ただもう、これ以上は寒くなることはあるまい。
とにかく今走りきれば、この冬は乗り越えられる、と寒さの底をひた走る。

手が痛いのに加え、こんなに重装備のお腹まで冷えてきて、怪しい感じに。
でもこんな寒い中さらに寒そうな公園のお手洗いなんて入りたくないとひたすら我慢。
結果、うーうー呻きながら走ることとなり、さながらキース・ジャレット。
ピアノは大して弾けないけれども、走りに心を込めて呻きました。

そんな試練の15キロ。ゆっくり入った割には中盤以降寒さもあってペースを上げ、平均ペースとしてはまあまあ。

ドリルをする余裕はなく家に飛び込みトイレへ。

その後、あっついシャワーを浴びて全身を解凍。

体の感覚が戻ってきて、ほっとして朝ごはんを食べると同時にやってくる眠気。
ほぼ想定内。

眠気の中出勤をすると、今日の業務はほぼ一日会議という地獄のスケジュール。
眠らないように手のひらをペンで刺しながら目だけは開けていました。

お昼は野菜炒め定食。さらに眠くなるってわかっているけど、ご飯はおかわりしてしまいました。

その後、両手で交互の手をペンで刺し合うという高等覚醒技術の粋を尽くした技で午後も目だけは開け、終業。
夜はトマト鍋でビール。いいだけ飲んで、今日は早目に寝ることにします。

そろそろ次のレース、いわきサンシャインを意識する時期に入ってきました。
うまく疲労をとりながらあと数回ポイントを入れて、うまくレースに臨めればなあと思っています。

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