9月2日、3日の土日を利用して、ラン仲間8人と菅平に合宿形式の練習に行ってきました。
フルのシーズンに入る前に、フルマラソンを走ることを意識した追い込みを一度しておきたく、皆さんのご協力を得て実現しました。
2日の朝7時に東京を出発し、車で菅平へ。
東京は朝から冷たい雨でとてもじゃないけど8月が終わったばかりとは思えない涼しさ。
涼しさというかもう寒さに近い。
東京がこんなに涼しいんじゃ、菅平なんてもっとだろうと戦々恐々としながら向かうも、雨は途中で止んで若干日がさしてきてほっとする。
11時頃に到着をして車を降りると、若干日がさしているものの、やっぱり寒い。おそらく気温は16℃くらいだったのかな。
寒い上に風が強い。
寒いのは走るのに好都合だけど、風が強いのは嫌だなあと思いながら、菅平のロードコースを8キロほど全員でジョグ。
キロ6分ぐらいでゆったり。コースを把握しながら。
その後すぐに昼食をとり、午後2時30分ごろから初日のメイン練習、３０ｋｍ走。
ここでの目的は、とにかくしっかり走って足を使い果たすこと。
足を使い果たして翌日さらに追い込んだ練習をするのが目的なので。
というわけで、菅平は1500mの準高地で若干空気が薄く、さらに坂の多いコースなのだけれども設定ペースは少し速め。
4分15秒くらいから入って、後半は3分50秒前後で行けたらなんて思ってスタート。
走り初めは上り下りが辛いかもって思っていたけど、慣れてくると走り方がわかってきて、まあまあ快調な導入。
ただ、10キロ前後から全然関係ないチームの人達に後ろにぴったりつかれ、煽られるようにペースが一気に上がってしまう。
15キロくらいには4分を切るくらいのペースになってしまい、我々ラン仲間の集団はバラけ、私と知らない人たちだけに。
なんなんだこの人達いやだなもうって思っていたら、20キロ手前くらいでぴゅーっとスピードを上げて行ってしまい、一人取り残される。
後半上げるはずだったのにこの時点でかなり足を使ってしまっていてほとんど上がらない。
ラスト5キロは激タレしてしまい、30キロ2時間3分50秒。
きっちり上げて2時間切るくらいで終われたらって思っていたのだけど、その目標は達せられず。
1キロごとのラップは
4’15”
4’15”
4’14”
4’14”
4’10”
4’08”
4’14”
4’12”
4’12”
4’13”
4’10”
4’05”
4’04”
4’09”
4’02”
4’01”
3’56”
3’55”
3’58”
4’08”
4’00”
4’10”
4’09”
3’53”
3’57”
4’16”
4’13”
4’12”
4’18”
3’58”
2:03″50
でした。
まあ終盤失速したとは言え、しっかり追い込めたので目的は達成。
そして2日目。
朝6時に起床し、6時半から峰の原のクロカンをゆっくり8キロ。
この時点で相当の疲労が足に溜まっているのを感じる。
キロ6分を超えるペースで走っているのに、上り坂はみんなについていけない。
はあはあ息を上げながらなんとか完走。
そしてこの状態で2日目のメイン、5000m+3000m+2000m+1000m（間600,400,400)＠サニアパーク菅平。
目的は、前日に使い果たした足である程度のペースで走ることで、マラソンの終盤に耐える力を養うこと。
天気はいいんだけど、前日に引き続き風が強くて寒い。
当初の設定は3分40秒ペースだったんだけど、いざ走り出してみると頭の中のイメージとは裏腹にまっったく足が動かない。
前日足を使い果たしたということもあるけど、そして朝練のクロカンもかなりきつかったけど、トラックを走ればそれなりに走れると思っていただけにショックは大きい。
５０００ｍの最初の1000mすら目標の3分40秒に遠く及ばず3分49秒。
その後は4分を切ることすら危うくなるほどスピードが出ず、19分40秒。
続く３０００ｍも、3’51”-3’49”-3’49″で11’30″。
２０００ｍは最初だけはなんとか頑張って3’42”-3’50″で7分32秒。
ラスト１０００ｍくらいガツンと走ろうと心に決めたものの、スタートを切ってみればまったく足は動かず、3’42″。
普段のペース走のペースすら出ませんでした。
というわけで、めためた。
ただ、これが現状、マラソンのラスト12キロで自分が陥る状態だと思うと、その状態を体験できたことはかなりの収穫。
自分はある程度バネに依存した走り方をするので（そうしないとスピード出ないから）、バネがなくなってしまうと、全く走れなくなってしまうということがよくわかりました。
この部分をどう埋めるか、これからの課題です。
というわけで、完全にへとへとになった状態で、日帰り温泉に寄り（天国でした）、横川S.A.で久しぶりに峠の釜めしを食べて、東京に戻りました。
しっかりと一度身体を休めて、回復してからまた残りの課題を埋めるべく頑張ります。
