世田谷競技会5000mと出水ツルマラソン中止

9月最終日の本日、世田谷競技会5000mに参加してきました。

結果は3’14”-3’16”-3’20”-3’25”-3’18″で16’35″。

前回の16分53秒を更新しました。
火曜日の3000mx2のロングインターバル、キロ3分25秒ペースが比較的余裕ありだったので16分40秒は出るかなあという感触はあり、そこからどこまで16分30秒に近づけるか、あわよくば30秒を切れるかということをイメージしながら臨んだレースでした。

事前に東京農大の選手が、3000mまで3’15″でペースメイクしますって言ってくれていたので、入りの1000は3’15″で入ろうと考えていた僕にとってはこれ幸いとまずはその人につくことに決める。
40名以上の人数がいたのでスタート直後は転倒が起こるくらいごちゃごちゃしたけど、なんとかそれをかわして3分15ペースに乗る。
高校生が実に高校生らしく飛び出していくけど、こちとら2倍以上の年を食っているおじさん。能力は劣化しているけど理性だけは働くようになっているのできちんと自制。

調子も悪くないようで、このペースで特に辛く感じることもなく、ほぼ設定通り3’14″で1000m通過。
2000mも特に苦しい思いをすることなく、3’16″。このあたりから飛び出した高校生、大学生を拾っていく。
ただここで第一の反省点。2400mくらいで若干息が上がり始め、このままだと3000mすぎから辛くなってしまうかもという恐怖に抗えなくなり、PMから距離を置きだしてしまう。行けなくはないペースだったのに。

なのでPMが3000m通過をきっかり9’45″だったのに対し、僕は9’50″。この1000mが3’20″。
ここから全体的にペースが落ち、僕ももちろんペースが落ちだす。落ち込みをなんとか最小限にしようと前を追いながら落ちてくる人たちを拾い、同じくらいのペースの人につこうと一生懸命に努力するも3000mから4000mの1000mが3分25秒と激タレ。
どうせここで落ちるのだから、3000mまではしっかりPMについていてもよかった。

そんなことを反省しながら、とにかくラスト1000mは切り替え。
なんとか落ち込みをリカバーして、最低限16’40”は切らねばと再び踏ん張る。

ラスト400mは絶対に全力を出そうと決めていたのだけれども、いざその状況になるとやっぱり躊躇してしまう。
これが今日の第2の反省点。恐怖に抗おうって事前には決めていたのだけれども、抗いきれなかった。
ラスト上げはしたものの、なんとなく中途半端なラストスパートになってしまい、ラスト1000mは3’18″。

で、16’35″。
高校生大学生に紛れた中で善戦した方かなあとは思うものの、反省点は多々あり。

ただ、3000mまできちんと3’15″ペースでいったとしても、ラストをきちっと出力しきったとしても、おそらく16分30秒前後が今の実力。
自信を持ってフルの目標を達成したいって考えるのであれば、少なくともあと15秒は縮めないといけないかなあと感じました。

反省点は多々あるものの、スピードだったりランニングエコノミーだったり、改善すべき点を走っている中でたくさん気づくことができたので、それは大きな収穫です。

そして今シーズン、フルの緒戦と位置づけていた10月22日の鹿児島は出水のツルマラソンがまさかの衆院選と重なって中止(!)となってしまいスケジュールの変更を余儀なくされ、フル緒戦が目標レースの1つのつくばということになってしまったのだけれども、中止の可能性が濃厚となった時点でギリギリで申し込んだ10月末の東京トライアルハーフをアンカーとして再設定。

このハーフを今日感じた課題への対処を確認する場として利用して、なんとか万全の体制でつくばに臨みたいと思います。

レース後、せっかく世田谷まできたのだからとダウンも兼ねて砧公園のクロカンを7キロ程走り、反省点はあれどささやかなご褒美とおいしいビールと炭火焼きのお店で肉を堪能し、なにより愛する生クリームを購入して帰り、ウイスキー片手に甘いものを堪能している最中です。

疲れたけど、充実した一日でした。

なんというか、これで夏が終わったなーっていう感じ。

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