東京トライアルハーフ2017参戦。予定調和の撃沈で77分12秒

先週の台風21号に続いて台風22号が不穏な動きを見せる中、荒川河川敷で行われた東京トライアルハーフマラソンに参加してきました。
東京における市民マラソンの聖地のひとつとも言える荒川河川敷。川沿いなので時期によっては風が強いのが難点ですが、基本的にコースはフラットで走りやすく、記録は狙いやすいです。

本来なら先週走るはずだった鹿児島県の出水ツルマラソンが選挙で中止になるという話を聞いた瞬間に駆け込みで申し込んだもの。

結果は1時間17分12秒（グロス15秒）でした。
5キロごとのラップは

0-5km :17’28”
5-10km :17’45”
10-15km:17’59”
15-20km:19’27”
LAST :04’24”

16キロ過ぎくらいからほぼジョグ＆ラスト歩きという体たらく。

いやー、雨もほとんど降らずにひんやりとした曇り、河川敷の風も思ったほどではなくて環境コンディションは良かったと思うのですが。

申し込んだ時点では記録を狙おうかと思っていたのですが、ちょうど1週間くらい前から鼠径部の上のでっぱってる骨（上前腸骨棘というらしい）の直下が腫れて痛いのととくに長距離走っていると張ってうまく走れなくなるという難儀な症状に苛まれていてちょっと記録狙えるようなコンディションとモチベーションではなくなり。
とは言え全然走れないわけではないから不参加も勿体無いと思い、練習と割り切り参加することにしました。

練習の課題として、最初の10キロを35分で突っ込んでそこからどこまで我慢できるかというところに主眼をおきました。
おそらく10キロまでなら痛みも張りもそこまで気にならずに走れるだろうと思ったので、そこまできっちり追い込んで走って心拍数を上げた状態で残りの距離を耐える練習。

そんなイメージでスタート。

前から7〜8列くらいの位置からスタートできたこともあり、先頭集団よりほんの少し後ろにつくグループに入る。
すると最初の2キロが6分50秒。
キロ3分25秒ペースなのでまあなかなかの突っ込みよう。
流石に速いかなあ10キロすら保たないかなあと焦っているとペースは落ち着いてきてキロ3分30秒前後の目標ペースに。5人位の集団を形成して進みます。

途中向かい風がきつい区間もあり、ややペースが落ちる場面もあったものの、10キロの通過は35分13秒。ほぼ予定通り。

足の痛みと張りはまだ大丈夫そうだったので、さてここからが練習と気持ちを入れ替え、集団につけるだけつく。
途中何度か苦しい瞬間があったのだけれども我慢。
後ろを振り返ると後続はかなり後方。
今落ちたらリカバー不能だと、まさに崖っぷち気分で集団につく。

が、努力むなしく結局14キロ過ぎで集団からこぼれ始める。
後方から救援集団がくることもなく、一度離れちゃうともう一気。
単独でずるずると後退。

集中していて気にせずにいられた足の痛みと張りも出てきてしまい、16キロからはキロ4分に近いところまでラップが落ちる。
心肺はそんなにつらくなく、とにかく足が動かない。
もうちょっといけそうなのにって思うと悔しいのだけれども、まあこうなるのはわかっていたからある程度諦めはつく。

それでも今までの貯金で76分30秒くらいではいくだろうと思っていたし、前半のタイムから77分はさすがに切らないとだめだろうと思っていたら、今度はラスト300mで右足ハム痙攣。
一撃必殺タイプの痙攣。
終了。
ひょこひょこ歩いて早足でなんとかゴール。
で、77分12秒。

あーあって感じだったけど、まあ、仕方ないです。

予定通り35分で突っ込めたし、そこから粘っている間に得るものがあったのでいい走りだったと思うことにして撤収。

ちなみにガーミン235Jの心拍数を確認すると、

ハイペースで高心拍数な状況なのに、きちんととれてくれていました。
ちょうど引き離されるあたりで心拍数ぎゅって上がってる。
これ、なんのタイミングだったっけなって思い出すと、思い出した。給水。
僕はいつもそうなのだけれども、給水が下手なようで、給水するととたんに息苦しくなる。
だから本当はできるだけとりたくないのだけれども、ハーフならともかくフルとなるとさすがに無給水は。
今日も特に必要に感じなかったのだけれども、練習も兼ねてとってみたんだけど案の定息が上がり。
そうそう、それがきっかけで落ちちゃったんだ。